グリップをお店で交換する場合、グリップ代とは別に交換工賃が500円程度かかります。そのため、わざわざ交換せずにすり減ったままの純正グリップを使っている人も多いはず。グリップは太めや細めからはじまり、グリップの違いで同じクラブでも全く異なる印象を感じることが良くあります。自分の好みのデザインを選ぶことが出来たり、好みの太さ重みなどを自由に設定できますので、DIYのゴルフグリップ交換を覚えて気軽に自分のフィーリングに合わせたグリップに交換してみましょう。
最低限必要な道具
万力や交換台などあった方が便利な道具は数多くあります。しかし、一般家庭では必要以上に道具を抱えることが出来ません。グリップ交換に最低限必要な道具は次のものになります。
①グリップ交換用の溶剤
Liteのグリップ交換溶剤は万能です
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②グリップ交換用両面テープ
グリップ交換用の両面テープは色々なメーカーのものがありますが、LITE社のBUFFALOの両面テープは、一定の厚みがあり、はがすときにもキレイに剥がせるので特にお勧めします。
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グリップ交換に絶対必要なツールの一つです。
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④ハサミ・カッターなど
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⑤新しいグリップ
自分の好きなグリップを選んでください
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グリップ交換手順
古いグリップ剥離
まずは古いグリップを剥離します。カッターやハサミを使って出来るだけシャフトを傷つけずに切れ込みを入れましょう。

丁寧にゴムを切断しシャフトから剥離していきます。もともと接着されていた両面テープも見えてくるはずです。

ラバーグリップを完全に剥離します。

両面テープの剥離
ラバー部分の剥離が完了したら、もともと接着に利用されていた両面テープを剥離します。

BUFFALOの両面テープですと剥がしやすいですが、それでも跡が残ります。


接着剤を爪などで剥がしていくには限界がありますので、グリップ装着の時に使う溶剤を使うことでシャフトにこびりついた接着剤をキレイに落とすことが出来ます。

まずは溶剤を噴射し、汚れても構わない不要な布でふき取ることで接着剤をキレイに落とすことが出来ます。溶剤はふき取った後、1分程度乾かせばすぐに乾燥します。

両面テープ接着
今度は新たに両面テープを巻きつけます。私は最近らせん巻きが好きです。グリップの先の方から巻き始めます。

丁寧にグリップエンド方面に巻き上げていきます。

シャフトから少しはみ出る程度で巻き上げ完了です。はみ出た部分はシャフトの筒に押し込んで、グリップエンドの穴から水が入ってしまうことを防ぐようにしておきます

溶剤付着
グリップ溶剤の役割は接着剤を一時的に溶かして、シャフトをグリップに挿入する際に摩擦を少なくし滑りを良くするために塗布します。溶剤の量を多くすればする程滑りが良くなります。これから装着するグリップラバーの内側にまず噴射し、穴の両方を抑え、グリップを回転させて溶剤がグリップ内側にいきわたるようにします。

続いて両面テープの剥離シートを剥がしたのちに、溶剤を両面テープにたっぷり塗布します。

滴る位の量をつけた方が良いと思います。


グリップ装着
内側に溶剤が塗られた状態でグリップ交換スターターの狭い方をグリップのとば口にはめます。スターターの広い方はシャフトをいれることで、シャフトをゴムに挿し込むための挿入口になります。

スターターがあることで柔らかいゴムが開いて硬いシャフトが容易に挿入することが出来ます。

ある程度シャフトがグリップに挿し込むことが出来たら、スターターを取り外します。

シャフトがグリップ内側のグリップエンドまで到達するようにしっかりとねじ込みます。

グリップ内の溶剤はすぐには乾燥しませんが、乾燥する前にゴムのゆがみや位置を調節し、好みの位置に整えます。バックライン有のものや模様があるものなどは自分の好みの位置になるように整えましょう。

位置の調整が完了したら、溶剤が乾燥するまで放置しましょう。基本的には丸1日乾燥させることをお勧めいたします。乾燥したらグリップ交換は完了です!キレイになり摩擦の効いた新しいグリップを堪能しましょう。

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